kitaabooksの雑記林

どこにでもいる大学生が読書感想文を書くのであります。

【漫画】二月の勝者 ー絶対合格の教室ー

漫画ですよ。

 自分も中学受験の道を通ったなあ笑

 

 

 

 高瀬志帆の『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』です。三巻まで出ているそうです。

どんな話?

中学受験の塾を題材とした漫画です。桜花ゼミナールの新米講師である佐倉麻衣が、突如ライバル塾からやってきたスゴ腕カリスマ講師の黒木蔵人に、中学受験の世界を学びながら成長していきます。

 

中学受験のリアルがドSな黒木を通して語られます。

 

お受験

受験というだけでも大変なものです。

"戦争"と例えられるぐらいですからね...

しかし中学受験は特に親や塾の力が当人よりも強く影響しています。

 

中学受験で難関の私立中高一貫校に合格するということは、そのさらに先の大学受験での優位を獲得するに等しい。そのためには少しでも実績のある塾、少しでも多くの講座をと、金をかけていくのです。

 

漫画では新幹線の乗車券の喩えが用いられてましたが、これがまた絶妙すぎる…

きっと漫画を読めば納得されると思います! (二巻参照)

 

 

 読みながらこんなこと考えてほしい!

1.中学受験を経験した人

→自分が親にどれほど投資されていたかご存じでしたか?結果としてその経験をしたことをどう評価しますか?


2.中学受験を経験しなかった人

→中学受験ってこれほど大人の都合で動いているのかというリアルさを知った上で、自分の子供に中学受験をさせますか?

  

 

受験をしてこなければ今の自分はないと思いますし、親には感謝しています。ただ、自分は受験はより高いレベルの学校を目指し合格することがゴールだというのに囚われてしまったのも事実です。

というのも、将来何がしたいという夢を持ち、それに向けての進路選択をしなかった結果、「大学に何しに来ているんだ...」と悩むことになりました。

 

それでも今は何がしたいか、何ができるかを前向きになって考えています。

 

最後に

この漫画を読み受験した過去に思いを馳せながら今に立ち返る自分がいました。

 

皆さんには受験という日本の教育文化がどう映るでしょうか?

 

今回も読んでいただきありがとうございます!

ではまた~